「ベストプラクティス企業」に選ばれたことが、新聞に掲載されました

前回ご紹介した、「ベストプラクティス企業」に選ばれたことによる岡山労働局長と岡山運輸支局長の当社視察。
その後、『物流Weekly』にも掲載されました。

鶴信運輸のスワップ車両 行政トップらが視察

多くの方から「見たよ」とのお声をいただき、メディアの影響力の大きさを実感するとともに、身の引き締まる思いがしています。

 

この日の取材の裏側、弊社がどのような状況であったか。
前回の続編として、その様子を少しご紹介します。

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早々から取材の方々もご来社され、
朝からそわそわ、社員たちは緊張していて、いつもとは違う感じ。

   

 

10時から岡山労働局長と岡山運輸支局長、そして弊社社長と専務の紹介・挨拶とともにこの日の流れを説明していただき、視察会がスタート。

テレビカメラ3台に取材の方々のカメラも向けられ、緊張のご様子の弊社社長と専務でした。

 

今回「ベストプラクティス企業」に選定していただいた理由のひとつに、長時間労働対策としてはじめたスワップボディ車輌の導入があります。

※スワップボディ車輌についてのご紹介はこちらでしています
↓ ↓ ↓
https://kakushin-tp.com/other/スワップボディを紹介①/
https://kakushin-tp.com/other/スワップボディを紹介②/
https://kakushin-tp.com/other/スワップボディを紹介③/

トラックから荷台が分離できるため、目的地でコンテナごと積み替えてすぐ出発できるのが大きな特長。輸送業務と荷役作業が分離して行えることで、荷物の積み下ろしでドライバーが待機する荷待ち時間(最大4〜5時間)を約30分にまで大幅に短縮できるようになりました。無駄な時間の大幅カットにもつながりますし、2024年問題として物流業界が頭を悩ませている年間時間外労働の上限規制への対策にもつながります。これを見越して弊社では早めに働き方改革をと導入したのですが、宿泊を伴う運行から日帰り運行が可能になったり、運転手以外の人がコンテナの積み荷作業を行えるので労働時間の短縮だけでなく、積み荷だけの作業員の雇用拡大にもつながっています。

そのため来年も4台導入する予定なのですが、ひとつ難点があるとすれば、コストが通常のトラックの1.5〜1.8倍かかること。そして製造に時間がかかるので納車にも時間がかかり、先を見越して計画的に導入する必要があります。

 

これらのことを、実演を交えてご説明させていただきました。
テレビ局のカメラ、重たいですよね…。撮影、ありがとうございました!

  

 

車輌を動かすのは、部長!
慎重に荷台と車輌を切り離していきます。

 

 

みんなの注目とカメラを向けられ、車体も部長も緊張のご様子!?

 

このスワップボディ車については、みなさん興味をもたれ、いろいろな質問がありました。
表で陰地社長がお答えする影では、立石専務が多くの方々の質問にお答えしていました。

 

そして場所を会議室へ移し、意見交換会へ。
ここでは社員の直の声も交えようと、入社5年目のドライバー・神崎さんと、入社3年目の女性ドライバー・表さんにも加わってもらいました。

テーマは「長時間労働対策」ということで、先のスワップボディ車輌導入のことに加え、年休取得についてなどを意見交換。弊社では年休取得の声がけを行いながら取得しやすい雰囲気を作り、2割弱だった年休取得率が3年間で5割以上にアップした実績をお話させていただきました。

 

また「ドライバーあっての会社なので、健康管理を大切にしている」と陰地社長が話すように、弊社には健康管理促進のため、さまざまな健康器具を備えています。

高濃度酸素カプセルに

関連会社社員お手製の背筋伸ばし健康器具、

血圧計やマッセージチェアに、トランポリンなど

休憩時間に少しでもリラックスしたり体調を整えられるよう務めていることもお話しました。

 

また、運送業界の課題として挙げられている若手ドライバーの確保について、若い人の意見はとても貴重なもの。神崎さん、表さんの率直な思いは、みなさんの参考になったのではないでしょうか。
特に表さんは、小さなお子さんを育てているママさんドライバー。他社から転職してこられたのですが、
「ここでは家庭環境などを考慮した仕事を担当させてもらえるし、とても働きやすいです」と話していたのを聞いて、少しでもみんなが働きやすくなるよう、環境と職場づくりを薦めてきたことが間違いではなかった、本当によかったと実感しました。

表さんは、単独でも取材を受けていました。

 

 

そして最後に、成毛労働局長と出口支局長から感想をいただき、閉会となりました。

成毛労働局長からは
「労働時間を短くするために、ハードな取り組みをやっていることは、勉強になりました。2024年に向けて上限規制について十分周知していくとともに、問題解決に向けて今日のような具体的な取り組みをもっと紹介していかなければならないと思っています」とのお言葉が。

 

また出口支局長からは
「経済団体や荷主を含めた物流の流れを見直す、今回はいい契機になったのではと考えています。先進的な事例として他の運送業者にも紹介したい」とご感想をいただきました。

 

その後もマスコミの方々からの質問や取材に、それぞれお答えさせていただきました。

 

 

このように弊社を取り上げていただいたことで、運送業界全体が少しでも良い方向へと進む糸口が見つかればと思いますし、弊社も社長が取材中に話していたように、できるだけ働きやすい職場で健康経営ができるよう務めていかなければと、社内で思いを新たにしました。

 

その大きな鍵となるのが、ドライバーさんの確保です。
より働きやすい職場となるよう、随時ドライバー募集をしております。
https://kakushin-tp.com/recruit/

ご興味のある方は、ぜひ一度ご連絡ください。

 

この度は、本当に貴重な機会と、光栄な賞をいただき、ありがとうございます。
社員はもちろん、弊社に関わってくださっている皆さまのおかげと感謝しております。
さらなる飛躍を目指してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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